表情 <Coupling Collection>

チャットモンチ一 表情 <Coupling Collection>專輯

24.サラバ青春(Acoustic Version)

作詞:高橋久美子
作曲:橋本繪莉子

卒業式の前の日に僕が知りたかったのは
地球の自轉の理由とか
パブロフの犬のことじゃなくて
本當にこのまま終わるのかってことさ

ひっそりとした教室に
座っているのは僕らだけで
何だか少し笑えてきた
空はいい感じの夕燒け色で
飛行機雲がキ一ンて續いていた
きっといつの日か笑い話になるのかな
あの頃は青くさかったなんてね
水平線に消えていく太陽みたいに
僕らの青春もサラバなのだね

思い出なんていらないって
つっぱってみたけれど
いつだって過去には勝てやしない
あの頃が大好きで
思い出し笑いも大好きで
真っ暗闇に僕ひとりぼっち
ピンク色の風もうす紫の香りも
音樂室のピアノの上
大人になればお酒も
ぐいぐい飲めちゃうけれど
もう空は飛べなくなっちゃうの?

汗のにおいの染みついたグラウンドも
ロングト一ンのラッパの音も
「さようなら」って言えそうにないなあ

君とよく行った阪下食堂は
どうやら僕らと一緒に卒業しちゃうらしい
何でもない每日が本當は
記念日だったって今頃氣づいたんだ
今頃氣づいたんだ